愛媛みかんの代表格といえばこの温州みかん。栽培方法や時期も多彩でビニールハウスなどを用いて年間を通じて生産される。コタツの中に入って食べたい日本の冬の風物詩。鏡もちに乗せるなら葉っぱ付きがいいですね!
そもそもいよかんの「いよ」は「伊予」でもあるので愛媛での生産量は全国の84%という数字もうなずけます。おても甘くて美味しい果汁はとてもみずみずしくて甘い。香りもとてもよく昔から人気のある柑橘系。皮はウンシュウミカンに比べ厚めのため剥きにくくわずらわしいが、そのわずらわしさを踏まえても余りあるおいしさがあります。
正しくは「清見タンゴール」と呼ばれており、温州みかんと外国産のトロビタオレンジの交配によってできた品種。皮は少し剥きにくいけれども風味が豊かでおいしい種類。主に収穫されるのは1~4月なのでこの時期にはぜひ食べておきたい。タンゴールとはみかんとオレンジの交配種で「せとか」もタンゴールの一種になります。
「ネーブル」だけだと「へそ」という意味、正式名はネーブルオレンジ。ジュースなどにもよく使われる種類だけに甘みが特徴。バレンシアオレンジとよく似ている早生のスイートオレンジ。旬は春だが、冬から春にかけて長い期間流通していて、バレンシアオレンジよりも甘味と酸味のバランスが優れているので生食に適しています。
数ある柑橘系の中でも特に頭の出っ張った形が特徴的。珍しい形で目を引きますが品の良い甘みと風味で年々人気が上がっています。同じ愛媛のデコポンでも地域や生産方法によって大きさや甘み、色合いも変わってくるので好みに合わせて選んでください。
「清見タンゴール」と「アンコール」の交配種に「マーコット」を交配した品種。果汁糖度が13~14度と極めて甘味が強い人気品種で探しても中々見つからないながら、その甘みからファンの多い種類。
夏みかんの中でも特にさっぱりとしてみずみずしくしい種類。甘さよりも甘酸っぱさが特徴でさわやか。愛媛みかんの中でも大きな種類で1つ食べ切れればお腹も満たされる満足なみかん。
そのおいしさから最近めきめきと人気が上がってきた「はるみ」。デコポンの兄弟であるだけあって形や色、風味がデコポンを連想させます。皮が柔らかいのが特徴で手でも間単にむける嬉しい種類。
愛媛で作られている数多くの柑橘系の中でも特に濃い味が特徴。ポンカンの甘い香りを嗅ぐだけで太陽の恵みを感じることができるほど奥深い香りでも有名。皮はぼこぼことしていて独特の肌触り。ちなみにデコポンはこのポンカンを配合した種類。
たわわに実って見事な実を見せてくれる夏みかんの仲間であるはっさく。独特の食感が楽しめるのではっさくファンは結構多いです。かすかな苦味が大人にも人気で、はっさくから作られたジュースはカクテルの材料としても人気が高いです。